2024.12.03

POART登録者による交流イベント~第2弾~「北村直登(画家)」×「大分県立盲学校」

7月2日、大分市金池町のPOART登録スポット「大分県立盲学校」で、POART登録アーティスト「北村直登」氏が講師となり、同校の幼児・児童・生徒の皆さんと全身を使って一つの作品を共同制作しました。
今回は、北村先生が仕上げをして完成した絵の贈呈式の様子をレポートします!
11月19日、大分県立盲学校にて。

前回は、北村先生が白いアクリル絵の具で描いた下絵を触りながら、自由に、のびのびと色を塗っていきましたね。

さて、どんな絵が完成したのでしょうか。

一緒に幕を引きます!

色鮮やかな2頭の牛の親子です!
皆さんが描いた色とりどりの線やお花の形など、しっかりと作品に入り込んでいます。
見事な合作!

北村先生、絵を横にしたり縦にしたり、見つめ続けた結果、あるインスピレーションを受けたようです。
共同制作した皆さんから感じたパワー。
一歩一歩、力強く。
ともに歩みを進める牛の親子。

白いアクリル絵の具で描いた、ぷっくりした凹凸部分は、触れると別の形をイメージすることができます。


見て、触って感じてもらうアート。
見える形は人それぞれ。
新たな試みともいえる素晴らしい作品となりました。

最後に、児童の皆さんからお礼の言葉と、

お礼の手紙を北村先生にプレゼントしました!
北村先生からは絵のポストカードのプレゼント。

みんなで記念撮影♪


作品は学校の玄関に飾るとのこと。
「自由に触っていいからね」と北村先生。
児童・生徒の皆さんからは、
「色々な手触りで面白い」「玄関が明るくなった」「いろんな色の花があって幻想的」「参加できてうれしい」「この作品と一緒に、これからも楽しく学校生活を送りたい」
といった感想を聞くことができました。

今後も、POARTでつなぐ出会い、気づき、喜び、楽しさ、学びなど、たくさんの文化・芸術に関する事例を紹介していきたいと思います。
北村先生、盲学校の皆さん、素敵な出会いや感動をありがとうございました!