2024.11.11

オースチン市×書道の交流

「大分のアーティストと書道を通じて交流がしたい!」
令和6年10月8日
オースチン市在住、ジュリアンさんの夢がPOARTを通じて実現しました。

依頼を受けたのは、POART登録アーティストの
三重野文緒(書家)さん

大分を中心に全国で活動する書家です。
令和6年9月には、オースチン市でも書道パフォーマンスを行うなど、海外でも活躍されています。


『好きなことを極めながら生きる』を信念とし、
書道を極めるために生きるのではなく人生をより豊かにするために書道を極めています。

会場となったのは、大分市一木にある陶芸工房「陶じゃみん」

日本の文化である「書道」とコラボレーションした作品をつくりたい。
と、ジュリアンさんは、様々な紙を並べていきます。

模様や色を描いたものや、墨流し(墨汁を水に垂らした際に出来る模様)など、
これらはオースチン市の仲間と制作したそうです。

三重野さんはそれらを1つ1つ手に取って、なにを書くか考えていきます。


紙の大きさや雰囲気に合わせて、即興で書いています。


その様子を傍で見つめるジュリアンさん。(写真右から2番目)

また、会場となった陶芸工房「陶じゃみん」で陶芸体験も行いました。


ジュリアンさんと陶芸家の指原邦行さん。とても和やかな雰囲気で交流が行われました。


たくさんの素敵な作品が完成しました!
ジュリアンさんのリクエストで「大分」「オースティン」の字も!

この作品は、オースチンに持ち帰り
Dougherty Arts Centerで12月14日から2025年1月18日まで開催される展覧会
「友情の精神:心を繋ぐ(原題 The Spirit of Friendship: Connecting Hearts)」で展示されるとのことです。
Dougherty Arts Center(ドゥハティ・アーツ・センター)

「大分のアーティストと書道を通じて交流がしたい!」
という、ジュリアンさんの夢が実現し、
書道を通じて、オースチンと大分の交流が生まれました!

今回は、POARTを通じたマッチング事例の一つとして、ご紹介させていただきました。
今後も、POARTを通じて、文化・芸術活動を広げていきたいと思います。